国内に長く生活していると、日本人である事の素晴らしさが体感し難いです。
しかし、留学によって一歩でも国外に出ますと、日本人である事の誇りとステータスが感じられます。
アジアの一部地域を除き、世界各国の人々は非常に親日的であり、留学生に対しての態度は良好です。
他のアジア地域の方々よりも、明らかに日本人を優遇するムードが欧米圏、東南アジア諸国には存在しており、
エコで真面目、それでいて平和を愛する先進国というイメージが広がっているため、日本の大学生はホームステイ先でも歓迎されます。
また世界がネット等で繋がったとはいえ、まだまだ欧米諸国からすれば日本は未知の国です。
日本の漫画、日本の伝統文化、日本の芸能などに興味津々な方々は依然として多く、留学先の街では色々と質問を受けるはずです。
アジア諸国の中でも日本人は独自の文化を形成しており、日本の留学生と友達になる事で、その神秘を解き明かそうとします。
海外の土地で一人暮らしをしても、自然と友好的な関係が向こうから築いてくれますので、寂しい思いはせずに済みます。
卒業要件にTOEICを導入する大学も増え、就職活動の採用試験においても、大手企業を中心にTOEICスコアを基準に設ける企業が目立つようになりました。
そのような背景から、大学在学中に留学を考える学生は年々増加傾向にあり、決して珍しいことではなくなってきています。
文部科学省が行う調査では、2013年度統計において55,350人の学生が留学していることがわかります。
しかし、この人数は勉学を目的に前居住国・出身国から移り住んだ学生の人数であり、受け入れ国の国籍を持たない学生は含まれないので、短期留学など国籍を取得しない場合は含まれません。
よって、実際の人数はさらに多いものとなっており、独立行政法人日本学生支援機構が実施している調査では、2014年度の短期を含む海外留学人数は81,219人で、前年から約10,000人の増加となっています。
ちなみに選ばれる国としては、アメリカ・カナダ・オーストラリアの順に多い結果となっています。
2018/8/7 更新